生きてる

死ぬこと以外はかすり傷

HiGH&LOWにぶん殴られた夏

今更ながらHiGH&LOW THE MOVIEを観て思ったことを吐き出したく、まとめました。



既に数々の人がレビューをまとめ、感想をまとめ、語り尽くされていることとは思いますが、RED RAIN公開前に自分なりに消化したい部分をちょこちょこっと。
この一ヶ月程の間に狂ったようにHiGH&LOWのことしか呟いていなくて生活に支障を来しているので、自分の考えをまとめようという意味合いも込めての記事です。

語彙力もなければ本当に観たものへの率直な頭の悪いネタバレ感想なので、なんやねんこいつというとこだらけですが悪しからず。

とてつもなく長いので暇すぎて畳の目を数えることしかやることがない時にでも読んでください。


※あくまでわたしの勝手な意見なので諸々甘く見てね!(保身)
※プラスど腐れ女が書いていることも念頭に置いてね!(警告)







映画が公開されて一ヶ月は経った頃、TwitterでHiGH&LOWについて言及されるつぶやきがぽつりぽつりと、しかし確実に増えていくのを感じ、一体何事だと目を向けたのが始まりでありました。
そんな中、友人が一人また一人と狂ったようにHiGH&LOWのことしか話さなくなり、これは一体と怯えていたのです。



「HiGH&LOWというコンテンツがヤバいことになってんぞ」



TLからはそんなことしか分からなかったですが、わたし、映画がヤバいとかの前にそもそもHiGH&LOWとは何ぞやな状態だったわけで。
気になったらとりま調べてみようぜ、と言うのはオタクの性か。

調べてみたところ「HiGH&LOWはEXILE、ひいてはLDH全体から数多のメンバーが参戦している総合エンターテインメント・プロジェクトである」ということが分かりました。


総合エンターテインメント・プロジェクト。どうにも馴染みの無い言葉。


つまるところ、深夜ドラマから始まり件の松竹配給の映画、huluによるネット動画配信、ヤンチャンでの漫画連載、キャストによるInstagramのオフショット掲載、連動音楽アルバム、そしてさらには映画とドラマの連動ライブツアー……

おいおい、マジか。さすがに盛り込み過ぎじゃね。
世の中HiG&LOWでジャックする気か???
なるほど。総合エンターテインメント・プロジェクト。名を体現した様な内容量。
とんでもねえボリュームだ。

この段階で情報の多さに度肝を抜かれはすれど、まだ観ようという気持ちは起こっていなかったのです。

だって何だかあの人たち怖いんだもの。





そう。
そもそもわたしはEXILEさん系列の方々が怖くてたまらんタイプの人種だったのです。


なんかノリが怖いもん。
文系大学生的リア充のノリだもん。
回ってくる写真のオラつき方パネェもん。
夏には浜辺で、冬にはゲレンデでウェイしてそうだもん。
夜にはクラブで盛り上がっちゃいそうだもん。
色黒いしめっちゃがたいいいんだもん。
人生何もかも楽しそうだもん。
エトセトラ、エトセトラ……



しかしまあ、怖いと言っても好きとか嫌いの前段階で。そもそも興味が無かったのです。

好きになれる程彼らの曲も知らないし、嫌いになれる程彼らの人となりも知らない。
怖いのだってあくまでイメージ。
陰険二次オタジャニオタな自分とはほど遠い世界にLDHは存在していたのです。

LDHですよ、ラブ・ドリーム・ハピネス。
地球の裏側かよ。マイルドもワイルドになるわ。


そりゃ音楽番組でジャニーズ見てげへげへしてる流れで見たりはしていましたが。
注視していなかったというか。
有名な曲は知ってるけど録画で音楽番組見てるときなんか、なんなら飛ばしちゃってたし。

そんなん好きも嫌いも無いわなあ、と。







そんなLDH恐怖症のわたしがどうして観に行くことになったかというと。

まあ、有り体に窪田正孝








圧倒的窪田正孝
百川、窪田正孝に朝す。
低き所に窪田正孝溜まる。
全ての道は窪田正孝に通ず。

いや100点。
なんだこの芸術作品。ここはルーブルか?
こんなに炎上背景が似合うのは窪田正孝かレクサスくらいだよ・・・

この窪田正孝くんがきっかけで観に行こうとね、決めた訳です。
単純。



ドラマも見てないのにいきなり映画ってどうなんだろうか。と思ったのですが「映画からでも問題なく観れる」「映画観た後にドラマ見たらさらに時系列分からなくなった!」「ドラマ見た方が勿論入り込めるけどまあ問題ない」とのつぶやきをちらほら見かけたのでそれじゃあまあ見ようと。決心した訳です。

あんなに怖がってたくせにね、なんやねんって話ですけどね。
フットワークの軽いオタクはこれだから。


そして狂った友人にYouTubeに各チームの動画あるからとりあえず見てみ、と後押しされ確認しにいったのですが。










おい。









おいおい。














マジかよ。


鈍器で殴られた衝撃。


マジか。おいおいマジか。
アクションのレベル高くない?
キャラデザ、作画共々完璧すぎない?
こ、これが今なら大スクリーンで観れちゃうの…?
え、まってゴーカイブルーだ…!?
ってか林遣都くんもいるんだ!?


暫しの放心の後、直ぐさまネットでチケットを購入。

狂った友人によれば、主要のチームが5つあってそれを取り巻くバトルアクションものだからきっとこのフューチャーされているのがチームの頭?ってことはLDH関係者ではない俳優さん達もたくさん出ているのか…、なるほど、これはいやはや。

心して観に行かんとあかんやつや。

わたしはそれを何となく察しました。
察しただけで抗えてないのは察してください。




というかこのRUDE BOYSの戦闘シーン画として出来上がり過ぎでは?

窪田正孝くん演じるスモーキーさん、彼が狭い通路で敵を次々となぎ倒し、通路を塞ぐ雑多な諸々をひょいっと飛び越えた後ノーモーションで歩き出す所、もうかっこいい!と震えることしか出来なくなりました。

かっこいい!かっこいいよスモーキー!


この時点で何度も何度も各チームの動画をループしていたので、現状の兆しは見えていました。
だったらお前は助からない……。













来る8月11日。
初めての山の日。
仕事も休みだったので、一日かけて映画館に居座りました。

朝からジャングルブックを観て、シン・ゴジラを観て、満を持してのHiGH&LOW。

時間調整能力アホだから休みの日に意味分かんないくらい予定詰めちゃう。
他の映画もそれなりに楽しんだのに、最後にHiGH&LOWを持ってきちゃったもんだから正直記憶がぼんやりしております。


別の日でも良かったのですが、既に公開一ヶ月近く経っていて上映時間がレトロしかなかったので。
いつ休めるかも分からなかったし詰め込みました。

あととにかく早く観たかった。
それに尽きる。










で、まあ観た訳ですけど。









この有様。
ミーハーオタクの集大成か。


いや本当に一回目観たときの衝撃はすごかったです。

視覚情報が多過ぎて脳も心も大パニック。
近年の邦画の中でも一二を争うアクションだと言っても過言ではなかろう破壊力。力量が桁違い。
すごい、めっちゃ動くやん……何これ………と呆然とするばかり。
なんだなんだ、このアクション俳優も真っ青な彼らの動きは。普段から歌ったり踊ったりはしてるにしてもこんなに動けるものなのか。彼らの身体能力What happend???

型にはまりすぎたアクションシーンは、逆に「技」として見えて固く、演技らしさが出て目立ってしまいますが、なんと言うか自然に『喧嘩』してる。『闘ってる』という印象を受けたので身体の使い方が上手いんなあ。びっくりすんでほんま。




映像としても魅せ方がまあ上手い。

お金かけてるな、と素人目に観ても分かるセットの作り込みも観ていてわくわくが止まらなかったです。かけるべき所に全力で注いでいるの高感度高い。
しょっぱなの無名街大爆破のとことかもう日本の撮影で使用出来る火薬全力でぶち込んだのかな?みたいな威力ありましたもんね。しゅごい。
しかしここは日本なのか?EXILEEXILE市?
普通の商店街に隣接して北斗もびっくりな世紀末区域が存在している世界戦。

あといちいちアングルがプロモーションじみていたのも逆に良かったです。




映画初見の時点でドラマを観ていなかったので、ストーリーの方は分かんないかなと思ったんですけど、開始直後怒濤のあらすじがあったおかげで何となく現状把握が出来ました。
忙しい人のためのHiGH&LOW。
ナレーションは立木文彦氏。豪華。

今考えるとドラマを見た状態で映画初見だったら、また印象が違ったんだろうなと思います。
シオンやノボル、琥珀さんや九十九さんに対しての感情移入とかね、変わってただろうな。
それでも十分に楽しめてたのでわたしはHiGH&LOWの世界観と相性がよかったのかもです。
ストーリーの分かりやすさとファンタジーヤンキー、大好き。

ヤンキーものにめっぽう弱いんだなあ。中二心によく刺さる。
昨今珍しい酒、煙草、暴力の三拍子もがっつり揃ってましたしね。



映画はめちゃくちゃ簡単にまとめると、かつて絶対的勢力を持っていたMUGENというチームが治めていた地区が、MUGENが解散したことにより5つの勢力が治めるSWORD地区となり、そこを付けねらう九龍グループというやーさん達と彼等に協力するMIGHTY WARRIORSとの地区をかけた最大級の決戦、なんですけど。

そう、ストーリーとしてはね、もう何百回も観たことある様な、よくある内容なんですよ。
でもそこが分かりやすくて入りやすいポイントだった。

そんな中で、じゃあ何がここまでわたしを狂わせているのかと。









そりゃあもう圧倒的なキャラ設定です。
キャラクター原案者に功労賞あげたい。

いやほんま、一人一人、あんなに人数いるのにしっかりバックボーンが出来ているから好きになるキャラが絶対一人はいるんですよ。
選び放題よりどりみどり。
ビジュアルから入って調べていく内に出てくる設定の数々。キャラクターによっては盛り込みすぎて大洪水みたいになっている子もいるんですけど。
そっから芋蔓のようにチーム全体にはまっていき最終的に全体を見るようになっていく。うまいなあ。

始まる前にパンフレットぱらっと捲ったとき人数多過ぎてドン引きしたの心の底から謝りたい。


チームごとに衣装のくくりと言うか、色が出てたのも最高でしたね。

山王連合会のアメカジっぽいスタイル、White rascalsの真っ白なスーツスタイル、邪鬼高校の学ラン、RUDE BOYSのミリタリー、達磨一家の真っ赤な法被。
モッズコートと学ラン嫌いなオタクいないでしょ……。

どれもチームらしさが出た素敵すぎる衣装。
コスチューム化されたそれは視覚的にも楽しい部分でした。
そう考えると、なんかこのチーム性ってブランドみたいな感覚ありますよね。キャッチコピーもいい味出してます。
ここにも功労賞あげたい。好きですありがとう。




そしてなにより顔がいい。素晴らしい。
顔面偏差値の高さが凄まじい。
面食いくそ野郎には十分すぎる程の評価点です。

かっこいいんだよなあ、あの人達……。


イケメンという視覚暴力をノーガードで浴びている所にどんどんやってくる超絶アクションシーンの数々、そして見えてくるキャラ同士の関係性や立ち位置。
見目麗しいっていうのは単純ですが、それだけで武器になるし戦略的に本当に大事だと思う。

あの雨宮雅貴くんの壁ドンシーンとかね、顔面の強さ全面に出ててときめきすぎて意識失うかと思った。
何かの伏線かと思ってたのに普通にサービスシーンだったのもへへへってなります。へへへ、かっこい。




さらにチームごとに曲がついているのが抜け目ねえんだわ!
各勢力が活躍するシーン、ばっちりのタイミングで流れるテーマソング。

気持ちいい。
それしかない。単純にかっこいい人たちがかっこいいことしてるタイミングでかっこいい曲流れるんだから、そりゃあもう超かっこいいよ。

超かっこいいよ。


キャラソンと言われるのも納得。
一番熱いときに流れる感じも、音ハメされてる感じも燃える。好き。
なんだろう、ニチアサ感があるからかな。すんなり受け入れられますよね。

……もしかしてHiGH&LOWってスーパーヒーロー大戦?(暴論)




次の日買いに走りました。
まんまとマーケティングにハマるカモの図。
ルシファー、吐き気がするまで笑ってくれ。




終盤に向けての盛り上がりはとにかく破壊力が凄まじかったです。

最終決戦へ向かうまでのSWORDが集まっていく様。
精鋭揃いのオールスター。
徐々に集まっていくにつれ高まる鼓動。

個人的に鬼邪高生が三人に続いてトラックでやってきたのが一番高まりましたね。
「村山さああああん!」響く声にわたしも雄叫び上げたかった。
映画を見て、ドラマも見終わった現在のわたし的に、轟ちゃんが村山番長にデコピンを返そうとして当てないってあのシーン映画中で一番好きです。

みんなの危険を考え自分は卒業したと笑う番長。そんな勝手は許さない鬼邪高生。高振りを抑えずに吠える番長……。
うっ、お前等もっと強くなる……。

あとはね、もうね、マッドマックスもびっくりの走行シーン。
どこ走ってんのそれ。荒野?
日向くんはどうしたの?突然インドの風吹いた?




そして戦いの火蓋が切られるSWORD vs MIGHTY+DOUBT軍は圧巻の一言。

画がね、まず最高ですよね。
戦国さながらの空気感が漂っていた。ここは合戦場。
横に並ぶSWORDの面々、もう負ける気がしねえわって強さ感じるのにそれに対面しているNIGHTY幹部達の余裕そうな雰囲気。

いいね、そういうの大好きだよ。


コブラ達が雄叫び上げながら向かっていく姿血が沸き立つ程の興奮が起こったのに、それを首を回してゆっくり迎え撃つICEたちMIGHTY WARRIORS。

おいおいおいおい。たまんねえな。

SWORD軍を見下しているのか、はたまた迫りくる大きな喧嘩への高振りを抑えているのか。
どちらにせよあそこのMIGHTYは文句無しにかっこいい。
余裕風吹かせてるヒール役ってどこまでも絵になりますな。ありがたい。




ロングカットで魅せられる最終決戦の様は目が足りなくて本当に困りました。
何故人間の目は二つしかついていないの。

壮観の一言ですよほんまに!
映画見終わった後に600人いれば足りるあのシーンで1000人の人がいたことを知り、めちゃくちゃ笑ったのもいい思い出です。なんでだよ。
テンション高めでいっちゃいましょう!イエーイ盛り上がってかお前等ー!ってことか。


とにかく、個人個人の闘い方の違いとか、ぎりぎりの均衡で保たれているチーム同士のはずなのに共闘しちゃうようなあの感じとか。
たまんないっすわ。やっぱスーパーヒーロー大戦じゃん。

We are brothers 感じるかい?ひとつ譲れない情熱~♪




しかし、あれだけの人数がいるロングショットの中で、それぞれのキャラ性を魅せるという難しいことをさらっとやってのけてたのが印象的でした。

キャラメイクの基盤がしっかりしているからこそ、殴り方一つとってもキャラが生きるのだなあと思います。脚本家が作り上げた人物像を、演者さんたちが生かしていくあの感じ。
演技がちょっと…とか言われてましたけど、わたしは演者さんたちのあのキャラクターの作り込み見る限り、ありのままキャラクターがそこにいるのが伝わってきてたし良かったと感じました。
生きてる、と感じられるのってすごいことですよね。


だからなのか、コブラもヤマトも山王商店街で生きてきたんだなあと自然と感じることが出来ました。

「街がめちゃくちゃだろうが!」は名台詞。
見たものをそのまま言ってしまうヤマトの愚直さも見えれば、街を破壊されたことへの率直な怒りも見える。
ヤマトの人となりが凝縮されてる作中きっての名台詞ですよ。
それが映画の冒頭に入ってくることにより、彼への親近感やこの映画への感情移入がすっといける。
そうだそうだ!街がめちゃくちゃだ!どうしてくれんだ!

そういう所見ていけば、演技が下手とは一概には言えんのではないかなと、思うんですけども。
演じてるってより、彼らが彼らとしてそこにいるってのが、逆にあのファンタジー的空間にはハマっていたと感じます。

まあ素人目なんで演技についてどうこう言えたもんじゃないですけど。
熱くなれるほど彼らを感じられたのでわたし的には下手だったとは思えんなあくらいのあれです。えへへ。





vs琥珀さんもすごかった。

なんて強さだ。サイボーグか?
頑丈過ぎて終盤話が入ってこんかったわ。

九十九さんのことをガラス張りの空間から殴り飛ばしたあのとき。
きっと初見の方みんな九十九さんの死を覚悟したと思うんですけどどうなんでしょう。
わたしは素直に「死んだ……」って思いました。

人が宙を舞う、ガラスを弾け飛ばしながら。
衝撃映像ですよ。
そのあとぼろぼろになりながら立ち上がった九十九さんも衝撃映像ですけど。
ゾンビか???

琥珀さんがどちゃくそに殴られても起き上がってくるからなんか霞んじまったけど、九十九さんも化物級に丈夫だな。
病み上がりちゃうんか自分。


映画ラストを飾るにふさわしい化物達の戦いでした。

初見のときは正直サブリミナル効果かよと思える程挟まれてくる回想シーンに戸惑いを隠せなかったのですが、今となれば琥珀さんが正気に戻っていく過程であそこは必要なシーンだったんやなと思います。
二回目以降に観たときは大号泣必須のシーンになっておりました。
琥珀さん、MUGENは仲間を見捨てねぇんだよ……。

三対一で挑むコブラ、ヤマト、九十九さんの決死の戦い。
膝をついてもすぐに立ち上がる不死身の琥珀さん。
飛び散る火花と回想がねじ込まれるたびに徐々に色が変わっていくライトの演出。
龍也さんから九十九さん、そしてコブラを経て渡っていったバイクの鍵。


MUGENは仲間を見捨てねえ。
そうだ、MUGENは仲間を見捨てねえんだ。
その言葉が深く深く刻まれる熱い戦いでした。

みんな生きててよかった……。いや本当に。




そして響く「琥珀が落ちたぞおおおお!」
口の端を上げ、拳を上げたコブラにわたしも心の中で全力で拳振り上げました。
SWORDなめんじゃねえ!

あの一言で戦いが治まるからこそこれは「喧嘩」なんだなと。
殺し合いだったらそうはいかないもんね。
かつてのMUGENが琥珀さんを取り戻す為の壮大な喧嘩。

ここで日向くんが言う「SWORDの祭りは達磨通せや」が効いてくる。
そう、これはお祭りなんですよ。
あくまで祭り、つまるとこ喧嘩。頭が落ちたらそこまで。
あんなに血腥いのに終結はあっさりしてるのも分かる。花火が打ち上げ終わったらみんな帰るもんな。

個人的に村山くんの「終わったってえ!」の言い方がものすごく好きで円盤出たら鬼リピしたいなって気持ちです。




映画を見終わり、高揚に包まれたまま映画館を出た後は特有の「なんか今なら喧嘩強い気がする」状態だったので肩で風切って帰路につきました。
なんならあのときあの瞬間はMUGENの一員だった。
増え過ぎて手に負えなくなった末端の一人だった。
拳ひとつでなりあがる気満々だけどそれに伴うべき力が足りない。

帰ってからはおとなしく就寝しました。








冒頭でまとめました、とかほざいてましたが全くまとまっていないとっちらかった文章になってしまいましたが、とにかくこの夏、わたしはHiGH&LOWと共にありました。
今までの人生で勝手に恐怖視して避けて通っていたLDH関係の皆様にここまでハマる日がやってくるとは。
8月10日までのわたしは知る由もなかろうし、この事実を伝えても鼻で笑い飛ばされるだろうなと思います。

おいお前、現時点でアルバム馬鹿みたいにリピートするようになってるぞ。
なんならもう空で歌えてるぞ。




こんなに書いたのにまだまだ言いたいことだらけです。

映画を見てからドラマS1S2を見て、その後にまた映画館へ足を運び。
あれ、何だか日に日に好きになっていってるぞ……。スッゴォイ……モォハジマッテマスヨネ……。

だんだんと全てのキャラクターに愛着がわいていく。
もう逃れられない。そんな予感。
こんなはずじゃなかった大賞2016ぶっちぎり一位。
「全員主役」まさしく的を得たキャッチコピーです。みんな魅力的だあ。

RED RAINもめちゃくちゃ楽しみ。



きっかけは窪田正孝くんでしたが、今やSWORD全体、ひいてはHiGH&LOWという作品にどっぷりと浸かっています。
ROCKYさんの女になりたい。

決して万人受けする作風でないにしても、どこかにハマれるキャラがいる様なそんな作品。
映画としてはとにかく興奮するアクションシーンが見所です。みんな超強い。
是非、少しでも興味が沸きましたら観てみてください。一見の価値有りだぜ。


HiGH&LOWはいいぞ。